眼底出血の手術
眼底出血の出血が軽いものなら自然に吸収されることもありますが、出血がひどい場合や硝子体ににごりが起こると視力障害が起こる場合があります。
この場合は、レーザー光での凝固術が行われたり、止血用の内服薬が処方されたりします。
レーザー光凝固術は、止血部の網膜を焼き固めて、網膜の血流をスムーズにし、出血の吸収と再出血を防止させるために有効です。
それでも改善しないときには、硝子体切除術を行い、出血で濁った硝子体を取り除いて、視力回復を試みます。
硝子体切除術は、まず特殊な器具を角膜の周辺から挿入します。そして、目の奥にたまっている血液や、にごった組織、またゼリーのような硝子体も切除して吸引します。
眼球の丸みを保つために硝子体は必要な組織ですから、切除すると同時に、代わりの液体やガスを注入する必要があります。この方法は、「硝子体置換術」と呼ばれます。
硝子体手術を行ったあとは、出血や術後感染症、角膜混濁、網膜はく離などの合併症に十分注意する必要があります。
医師の指示を守り、しばらくは安静に過ごすことです。
