メガネの発明者は不明です。その発祥は、13世紀のイタリアだと言われています。ある書物に「私は歳をとって、目が弱くなったので、メガネという名前のガラスなしでは、もう字を読む事も書くこともできなくなってしまった。メガネは最近になって発明された物で、神様の贈り物のようにありがたいものだ」
と記述されていることで、当時使われたのは、老視用の凸レンズのメガネだったことがわかっています。
今のような二つのレンズではなく、その頃のメガネは手に持って使う1つのレンズでした。メガネレンズの材料には、ガラスのほかに水晶や緑柱石も使われていました。
やがてレンズの材料は、ガラスがより簡単に手に入り主流になりました。
中世において、メガネは知識と教養の象徴であり、聖人の肖像には、たとえメガネ発明以前の人物であっても、メガネがしばしば描き入れられています。
